止まった風が動き始めたあの日

Aメロ・Bメロが、テンポも小気味よくコロコロ歌い手が入れ替わるのがほんとうに楽しくて、ずーっとタイムカプセル聴いてます。サビ前の、フレーズが上下に分かれるところ、1番も2番も下ハモの松本さん固定と、相葉くん大野さんの上がってく声が好きです。あれでサビに入るのちょう楽しい!楽しいついでに、パート割りを聴き取ってみたら、コンビは8/10パターンとなっておりました(たぶん)。フレーズも10通りあるんですよね。ちなみに二組のノーユニゾンは[櫻・相]と[二・松]。声質がぶつかり合う組み合わせですねわかります*1。代わりに2回登場するのは[大・相]と[櫻・松]。あまり見ない組み合わせですよね、特に後者はしょうの人も言ってたけど*2。ユニゾン曲だな!と思ってたらさすが大野さん一番登場してますね。安心安心。と、パート割りに想いを馳せるの大好きなんですけど、この曲はまた違う面ですごく好きで。とても飛躍するのでたたみますよ。重いわ電波だわで書き終えたら自分でヒいたけど書いたのであげる^^

タイムカプセルと言えば昨年11月1日に生放送で開けていたアレですけど、相葉くんがものすごい預言者になっていたり(「最近どうよ。釣りしてる?」)大野さん→櫻井さん「翔、ギャグ王になれ」だったりでお遊びムード満載の未来への手紙があったりして。天然コンビはメンバー一人一人へメッセージなのに対し、他3人は自分への問いかけなのも興味深いですが、とにかくこれ。

なりたい自分になれた?まわりの人を大切にしてる?
いつまでも自分らしくあってほしいです。
メンバーへ。きっとたくさん迷惑かけてきたと思うけど、僕はメンバーが好きです。(まつもとじゅん)

やっぱりね、去年、オンタイムでこの手紙の内容を知ったときは、まだ強いて言えば…松本さんが好きかな、くらいだったんですよ。みんなきらっきらに輝いてたから、ACW(うわ、なつかしい)。パブリックイメージに少し毛が生えた程度の理解度で松本さんを見ていた自分から出て来たのは、「なんかかっこいーこと言ってるのねやっぱり昔も」っていう感想で。滝に打たれながら皆の名前を叫ぶ、あまりに華奢でいっしょうけんめいな人がいたなんて知らなかったから。初めての冠番組の最終回に埋めたタイムカプセルの中の、未来の自分とメンバーへあてた言葉が、いまはすごい切なくて、あったかい。この手紙を書いてから、もがいてもがいて環境にも自分自身にも反抗した時期を4人と一緒に過ごして、そして今、いい感じに力の抜けた松本さんがいて、っていう事実を知れているからこそ、このメッセージはほんとの本気で書いているんだな、っていうのがわかる。わかることが、嬉しいんだ。
で、最初に戻りますけど、タイムカプセル聴いてると、年月を経て開けたタイムカプセルをみんなでのぞき込んで、泥だらけの、必死だったあの頃の自分と出会うあらしメンが浮かんで来て、新規が図々しいにも程がありますけども、胸がきゅーんとします。歌詞の中の”君”っていうのはきっと自分自身のことなんだろうなと。空が高くて、ちょっとひんやりした空気が澄んでいる、なんだかんだ秋色のセンチメンタルな曲ですね。リリース時期とマッチング。…A面は雪がちらついているようだけど^^それもまたよし^^

*1:まったくの私感ですよ。ざらっとしたノイジーな声×すきまの無いソリッドな声のユニゾンがテッパンですよね、あらしくん。それで大野さんはクセが無いから全員の声に合うんだよな。

*2:マイガール時「まつもとくんと歌うのあまり無い」的はつげん