夏虹最終回「もう会えない」

ねっとりしているので隠します。
感想エントリで初めてやるけど、時系列箇条書きにしてみる。

  • 海ちゃんいなくなった!みたいな展開にならなくて良かったです。予告の作り方ひどいな!と思ったけど、前の日まで撮ってて当日も絶賛編集中っつーんだから仕方ないね。ドラマってすげえ。
  • へその上にリップ柄なライブTシャツを着ている大雅。
  • 喪服!!ネクタイが細い大雅。
  • 舞台俳優市村さんがリアルすぎる。
  • 9話で「簡単に言って欲しくなかった!」と言い放った詩織さんはそれなりに動揺していたのだと思うし(そういうことですぐ動揺するような人に、今まで見えていなかったのがこの言葉の違和感の原因かなーとか)、でもそこでやっぱり大雅とは無理、となるんでなく、且つ海ちゃんと向き合って親子の問題としてくれたのは良かった。
  • そらくんすてき! うみちゃん、というか子どもってすごいよなあ。大人が思っている以上に色んなことを考えて生きている。
  • 大雅はいつの間に前夫の家族公認になったのか。北村家の皆さんに邪気がなさ過ぎてすごい。世の中平和だな!
  • どんな役でも台本はすべて覚える大雅。
  • 「なのにたった一つのセリフを失敗したりするんだよね!」「だよねーしかもカットされたりしてね!」「ちょきちょきちょきー!(ピョンピョン)」はー3バカいいなー。
  • 解釈…長いセリフをよく言えたなあ…という見方してすみません。松本さんすごいよ。ワークショップ仲間が一緒に喜んでくれて嬉しい。
  • 市村さんの顔の濃さが松本さんを凌駕している。
  • さくらちゃんがすごい可愛いな。初めて、大雅への想いを実らせてあげたかったなと思った。いい子だ。でもいらぶくんともいいコンビだね。
  • 詩織さんの声で手紙が読まれている間の大雅くんがいい。
  • 夏木マリがハマりすぎる(大爆笑)
  • みんなが大雅の晴れの舞台を楽しみにして、成功を願っている。大雅を中心に見てきたものにとってこんなに嬉しいことはないです。
  • 端役なかまのみんなが舞台裏でわらわら衣装替えをしている中、おまじないを落ち着いて実践している、早着替えも極めている大雅。
  • 薬指を押さえる手が美しい。樹脂で型とって文鎮にして量産してくれないだろうか。ねえ大野さん。
  • 大雅がセリフを言い切ったところからずっと泣いてました。
  • ありがとう。
  • お父さん登場で涙腺崩壊。
  • 目が潤む大雅の笑顔が眩しい。最終回、ここの表情がいちばん好きだ。
  • 照明さん!何かよく分かんないけどピンスポットあててニヤリとする役が友情出演っぽくていい。ニノくんにバトンが渡った瞬間ですね。楽しみにしてます!せいじくんビジュが好きすぎる。
  • くぅ〜〜〜〜!な大雅。
  • ねー海ー♪な大雅。
  • 抱擁や接吻のひとつもあって良かったと思うんだけどそりゃ児童福祉倫理的に問題ありますよね。
  • 虹ー!

大雅が松本さん、ということを脇に置いて見ると、おしなべてずっと満足感のあるドラマではなかったんだけど、まず私は松本担なので、先の展開が中の人さえも分からないドラマ撮影の中で、これだけの愛すべきキャラクター大雅を最初から最後までぶれずに演じた松本さんをとても尊敬しています。
最終的に大雅が幸せなエンドを見られたこと、この夏の輝きいっぱいを体現した松本さんを見せてくれたドラマ、として、感謝もしていますから、総合的にみると満足以外ないですね。そもそも自分と相手役を置き換える、ていう見方はしたことないし。だからヒロインがどこか腑に落ちないキャラでも、感情移入なんかこれっぽっちもできなくても、大雅が好きな人だっつーならそれでいいじゃないか。と思ってずっと見てました。もともと、既存のものを否定する姿勢があまりありません。日和見主義なので。感情移入で言うと松本担の時点で他の人に行きようがなかったとは思いますね^^大雅の気持ちになって見る、というよりは、やっぱり応援してたけど。

当て書きと言われて、大森さんが松本さんに期待していることっぽいキーワードがそこかしこに出ているドラマで、インタビューでも「グサグサくるセリフがある」と笑っていた松本さん。「自分に出来ることは限られているって思うようになったのはここ1年くらい」ってバカ正直に言っちゃう。気負うことにエネルギーを使ってられないくらい忙しい中、当て書き過ぎるゆえに、パーソナルな部分も切り売りしてお芝居してたような気がします。ドラマ見て、バラエティ見て、コンサートの映像見て、特に、コンサートの映像はびっくりしたんだ。松本さんひとり、すごい、儚くありませんでした…?強そうなポンパに反して、所作も表情もとんでもなく心もとなくてびっくりして、泣いてしまったんだよ。同時に、尊いなって。他の4人にも思ったけれど、アイドルって尊いなってさ。

大雅くんの大きな夢や目標って、銀次郎の役を継ぐことっていうのが劇中では出てきていて(無論、それ以外のもっと大きな目標もあるのかもしれないけど)。そこに向かって一歩踏み出せた大雅がいて、じゃあ、その大雅を松本さんに重ねた時に、松本さんの夢、ってなんなんだろうなあって思うのね。雑誌のインタビューで仕事について「目標としているところはあるし、それはまだ叶っていない」みたいなことを結構言うじゃないですか。ただ、なんだろうなあって思うのが楽しいのであって、教えて欲しいとは思わない。彼が、「夢が叶いました」って報告してくれる時があるとしたら、そこに至る過程を過ごしている松本潤という人を見逃したくないな、とは思います。彼らの仕事は結果がすべてではないから。そうするとやっぱり、時に不器用で、たまに天然で、くそ真面目でいて華麗なる松本さんから、目が離せない!ってことになるのかな。新しいお仕事が終わったとき、好き、が増えているのはとても幸せなことだと思います。
松本さん、お疲れさまでした。そして、ありがとう。