ひと月経っておもうこと

去年仕込んだブランデー梅酒が一年近く経ったので飲み始めました。まいうー。あ、いや、うまいー。ロックでね、ちびっとなめるように楽しみつつ、5×10コンサートDisk1を観ていました。ふしぎなのは、春のアラシがスタートする直前に見たときももちろん感動したし、大好き、って思ったんだけど、あらしがテレビで頑張ったひと月を経て改めて観たら、もう全編にうるうる来ちゃう勢いでした。なんだろう、ちょっと思ったのは、コンサートが大好きだって常日頃言ってるあらしだけど、ちょうど反対側とも言えるテレビの仕事と比べて好きだって言ってるわけじゃないんだよね。他のどんなこととも比較しないで、とにかく全力でやってるのがあらしのコンサートなんだーっていうことが、このひと月を一緒に完走して初めて解ったっていうか。以下ちょっと長くなりそうなのでたたみますです。ただのたわ言です。
私が中学生のころ、いわゆるジュニア全盛期でタッキーとかがすごく人気があって、でもジュニアのコンサートに行った話とか、ファンクラブに入ってるっていう同級生はいなかったの。ただ毎月なぜか教室にはMYOJOがあったりして、ジャニーズジュニアの番組を見た感想を皆で話したりしていたのを思い出しました。今は大人なので、こうして雑誌やDVDが買えたり、ファンクラブに入れたりしてるけど、もし、もしね、自分が今中学生だったらと思うと、ファンクラブに入らなきゃ行くことがほぼ不可能なコンサートより、テレビにいっぱい出てくれた方が嬉しいと思うんだろうなと。それで、実際に今中学生のファンがいるわけで、そういう視点をもってすると、このひと月のテレビ露出はあって然るべきだったなあと思うわけです。局の思惑とかは別にしてね。相葉くんがテレビの仕事の節目を大事にして、「みんなにみてもらえるから」っていうのは、こういうことなんだろうなあ。そういう大人の私だって、大野くんの舞台仕事は観られないんだよね…と思っていたところに初主演ドラマが決まって、盛り上がったものね。
で、まあ全くアウトプットは出来ていないのだけども、とてもいい番組が多かったと思うんですよね。それこそ、65時間って、じゃあ去年の50時間はなんだったの?際限なく使い古されたらどうなるの?って最初は思ってたけど、2020×ズームの特集とか、動物園とか電波ジャックとか、個人で出た番組だとか、TVショウとして成功してるものが多かった気がするんです。それで露出の着地点が新ドラマと新冠番組で、それもすごく成功してて、もちろん5人がそれぞれ頑張った結果なんだけど、10周年お祝いモードに乗っかった実験SPが着地点だったACWと比べると、ものすごく濃いひと月だったような気がします。たぶんだけど、ACWはツアー中だったこと、春のアラシはツアーを終えたあとだってことも関係してるのかな?
そういうことを鑑みて5×10を観てるとね。ひと月前に観た時は、正直、しょーじきな話、本編は手ばっかり振ってるなーっていう感じ方もしてた。Disk2がおいしいなって、思った。ほんと、ド新規で申し訳ない。でも、DVDが発売されて、皆が観られるテレビでいい仕事が出来て、良かったなーっていう今の気持ちが、とりあえず露出が終わった今再び観ることで、より強くバシーっと補強されて。そんな力を持った映像が、10年の節目を通した色々なことのスタート地点だった2009年の8月末のものである。ということが、本当にすごいなと。ただただすごいなと。ありがとうを伝えるツアーだった、という言葉がストンと落ちてきて、理解できたような気がします。遅くなりました。当然一つも行けていない私だけど、こちらこそありがとうって、もう言ってもいいかなあ。
5×10DVDについては改めて色々書いて置きたいと思っているのだけど、Disk1を観ていてとても強く印象に残ったのが、5×10を歌っているときの、松本さんの背中です。右手をぐっと横に突き出して、背中からのショットなので実際は見えないんだけど、たぶん目を閉じているんだろうな。映像からオーラを感じるなんてことがあるのかと思ったけど、何度観てもあの背中にぐっとくることは無くならないと思ったのでした。
はー長くなっちゃった。うまいことまとめる文章力が欲しい。