いつもここにいる僕らがすべて

ツアーパンフをね、まだざざっと斜め読みしただけなんだけど、第一印象としてパッと浮かんだ気持ちをとりあえず書きとめておきますね。すげーキレイゴト言ってる自覚があるので引かれても仕方ないけど自分のためのメモだよ。


突然ですが、アイドルの自己肯定感って普通の人よりありそうに見えて、実はぜんぜんないと思っています。積み重ねた色々の経験に基づく自信はもちろんある。だけど、果てのない(というよりは終わりが見えない)アイドルという仕事を続ける中で、「それでいいんじゃない?」って終わるものは1つとしてないように生きている彼らなのであって。わりと真面目に仕事をしている私だって、そんな生き方をしたらいつか気が狂いますよね。おそらく。じゃにーずの偉い人が上手いなあと思うのは、グループを組まないでソロデビューする人を作らないところ*1。個人じゃなく、なにかに必ず属している安心感、連帯感は、アイドルの人には特に必要だなーと強く感じます。あらしでいうと、自意識のみで自分を許すことが許されない環境を共有して、いっそ楽しんで、それぞれが自分に厳しくメンバーに甘く(時に厳しく)、褒めあって伸びてきたんだろうな。だからこそあの5人は心も身体も健全でいられるんじゃないかなあと思うんだぼかぁ。

でまあ何が言いたいかというと、震災を受けて「これをこう変えた」「こうしてみた」その想いを、どんな形であったとしても私は全力で肯定したいということです。

震災を経て、ただの私でさえ「この仕事意味あんのかな」とかしばらく思ってました。だけど支えてくれたのも確かに私を必要としてくれるこの仕事であって、ただ頑張ることで許される何かがあるなあと、勝手だけど思っていて。
まあだからあらしさんでも同じことですよね(急にざっくり)。
チャリティーや、世情に沿ったコンサートをやり通すことで、皆の励みになって、ちょっとでも明るくなって。そして同時に自己肯定をしてあの人たち自身がバランスをとって欲しい。なーと、思うのです。直後の報道をおうちで泣き通しで見続けたり、ちょっと寝付けないことが続いたり、そういうのはこっち側もおんなじだよーって、伝えたい。元気の交換したい。そのお手伝いがてらワクワクしたり美しい世界を見れたりするんでしょ?超すばらしいじゃん!!(勝手に当たる気でいますが何か)(ことだま!)(一年ぶりに使った)

*1:いわゆるアイドルのお仕事をやっている人に限った話です。俳優業単独はまたちょっと違うと思う。